せっかくサイトを公開するのだから、コンソールにAA(アスキーアート)を出力したい!と思ったのがキッカケで実装したのですが、すぐ忘れそうなのでご紹介と、メモ。
そもそもAA(アスキーアート)とは
「ASCII art」とは本来、英語コミュニティにおいて「ASCII文字コードに含まれる文字・記号を用いた表現」のことを指した。日本語の入力環境としてはASCIIコードよりもシフトJISやEUC-JPなどが主流だが、テキストアート一般を指す語として日本語でも「アスキーアート」と呼んでいる。一方、英語ではこれらは「シフトJISアート(Shift_JIS art)」と呼んで、ASCII artとは明確に区別する。
アスキーアート – Wikipedia
とのこと。文字や記号を用いて描かれた絵とか文字のこと、と認識しておく。
さて本題
今回は、AA(アスキーアート)を生成してから、生成されたAAをコンソールで出力していく。
asciify
asciifyというモジュールを利用することで、文字を簡単にAAに変換可能。
インストール
Windowsの方はコマンドプロンプト、MACの方はターミナル等で下記コマンドを実行することでインストールできます。
$ npm install asciify -g
※ node.jsがインストールされている前提。
実行してみる
以下のコマンドを実行すると、一覧がバババっと出力される。 ※ ASAOKA.SITE を任意の文字列に変更して実行してください。
$ asciify "ASAOKA.SITE" -a
# ~ 省略 ~~~
116: slscript
__ () __ __ _ , __ () _ ______ __
/ ) /\ / ) / ')' ) / / ) /\ | ) / / `
/--/ / ) /--/ / / /-< /--/ / ) ,---|/ --/ /--
/ (_ /__/__/ (_ (__/ / ) / (_ o/__/__ \_/ \_(_/ (___,
117: small
_ ___ _ ___ _ __ _ ___ ___ _____ ___
/_\ / __| /_\ / _ \ | |/ / /_\ / __| |_ _| |_ _| | __|
/ _ \ \__ \ / _ \ | (_) | | ' < / _ \ _ \__ \ | | | | | _|
/_/ \_\ |___/ /_/ \_\ \___/ |_|\_\ /_/ \_\ (_) |___/ |___| |_| |___|
# ~ 省略 ~~~
指定して実行する
一覧で気に入ったものがあれば、数字のあとに続く名称を指定して実行可能。
$ asciify "ASAOKA.SITE" -f wavy
_ __ _ _ _ __ ___ ___ ___
/_) (_ ` /_) / ) )_/ /_) (_ ` ) ) )_
/ / .__) / / (_/ / ) / / o .__) _(_ ( (__
#上記は wavy を指定した場合
コンソールに出力する
JavaScriptでコンソールに出力するためには、上記で任意のAAをコピーして、バックスラッシュ等の特殊文字等はエスケープしておく必要がある。
JavaScript
以下は、改行ごとに分割して実装する例です。
const AA = "\n" +
" _______ _______ _______ _______ __ __ _______ _______ _______ _______ _______\n" +
"| _ || __|| _ || || |/ || _ | | __||_ _||_ _|| ___|\n" +
"| ||__ || || - || < | | __ |__ | _| |_ | | | ___|\n" +
"|___|___||_______||___|___||_______||__| __||___|___||__||_______||_______| |___| |_______|\n" +
"\n";
console.log(AA);